
弊社では毎年、一番茶から出た粉茶を購入しています。
この時期にまとめて購入して保冷庫 (冷蔵庫の大きいもの。通年15度ぐらいです。玄米も入れています。)に保存していますので、年間を通しておいしいお茶です。
が、やはり、新茶は違います。色・濃・香りが違います。
冬のあいだじゅう養分をしっかりと貯えて、それを春の芽生えとともに成長させるエネルギーを持っている最初のみずみずしい若葉なので、それだけでおいしいお茶になるのでしょうね。
“ほっ”とするのと同時にパワーをもらう感じがします。
入れ方は、まず、茶こしに粉茶を入れます。土瓶に一度お湯を入れ少し冷まして粉茶にお湯を注ぎます。一回で粉茶は終わりです。お寿司屋さんのような感じです。
弊社では、お客様にコーヒーかお茶をお出ししていますが、その時の気分でお出ししておりますのでお茶がお好きな方はおっしゃってください。
余談ですが、新茶と一番茶とは同じお茶の事で、呼び方が違うだけだそうです。
お茶は基本的に年間4回摘み取るってご存知でした?
(私の実家では、年に1回しかお茶摘みをしていませんでしたので驚きでした。自家用だからでしょうね。)
4月終わりから5月中頃まで摘み取られるお茶を一番茶、6月の中頃から7月の始めまでが二番茶、三番茶は7月の終わりから8月の始めまで、9月の終わりから10月の初めまでが四番茶となるそうです。
一番茶を新茶と呼ぶのは初物(はつもの)という意味を込めて新茶と呼ぶそうです。
山口