新春セミナーにお声をかけて頂いたので
今年も つくばへ行って参りました。(17日)
今年は、
呉 善花 (o son fa) さんと
北 康利 さんでした。
呉 善花 (o son fa) さんは、韓国出身の方ですが
流暢な日本語で日本人の「あいまい力」は素晴らしいと褒めてくださいます。
(これだけでは、意味がわからないと思います。呉さんの本もたくさん出ていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。私は、「日本人の曖昧力」と「ワサビの日本人と唐辛子の韓国人」を購入しました。)
日本人は 《物事をはっきり言わない》
《自主性が無い》
日本は 《治安も悪くなってきた》
《能力も下がってきた》
・・・・・
一般的にそう言われ、事実、私もそう思いますし、私自身もそういうところいっぱいあるので
納得し、日本も駄目よね。そして、自分もね。と
マイナスに考えていました。
だから、自分を棚に上げて、日本(人)はすばらしいなんて言えない。と思っていました。
今回、呉さんに
日本人が昔から持っている精神的 “美”
侘び、寂び、ものの哀れ、風情、おもてなしの心、巧みの技 などなど
素晴らしいものがたくさんある事を改めて教えて頂きました。
情けないです。
表面的なことしか見えていなかったのですね。
確かに、自分自身 失いかけているところも多々ありますが
日本の良さを日本人の良さをもっと自信を持って伝えられる人になるのが
これからの自分の課題です。
北 康利 さんのお話は
戦後、日本国憲法制定の現場に立会い
いち早く貿易立国を標榜し、通産省を創設、
GHQと対立しながら、日本の早期独立と経済復興に
多大な功績をあげた白洲次郎のお話と
白洲が多大な影響を受けた福沢諭吉の話を交えた、
これまた、大変興味深いお話でした。
今、坂本竜馬が人気があります。
大河ドラマのせいかもしれませんが
皆が竜馬のような人、救世主を待っているということなのでしょうかね。
竜馬や福沢諭吉や白洲や、、、、、
もっと先人たちも
多くの偉大なる方たちが日本にいたのですよね。
誇りに思います。
そういう方たちのおかげで今の平和な日本があるのですね。
今回のセミナーは
自信 と 気概 ということがテーマでした。
私に足りないものをたくさん気づかせて頂ました。
追伸
恥ずかしながら私は 白洲次郎を知りませんでした。
奥様が白洲正子というのも知りませんでした。
東京駅で前に並んでいたご婦人が ”次郎と正子”という文庫本を持っていました。
そして同じ那須塩原で降りました。
すごくタイムリーな感じとそのご婦人になぜか親近感を感じました。