天気と気温の変動が激しくて、ちょっと油断すると風邪を
ひいてしまいそうです。
通勤途中に稲刈りが終わった田圃を見かけます。
今年はとても暑かったので、稲が伸びすぎてしまったところに
先日の夕立で稲が寝転んでしまって、稲を刈るのもとても大変
だったしょう。
稲刈りの終わった田圃には切り株の所から青々とした葉が
出ています。
まだまだ生きようとしているのでしょう。すごいですね。
木も伐採されて、製材されて、乾燥されて、加工されて、
家の一部になって何十年と年を経ても生きています。
二葉の家は、木を天井や腰壁、床にふんだんに使います。
見学会にいらして頂いたお客様の中には、伸縮等を心配される
方もいらっしゃいます。
木は空気中の湿気を吸ったり吐いたりしています。
そして湿気をたくさん吸ったときに少し膨張し、
湿気を吐き出したときに少し縮んでいます。
木は、空気中の湿度が高い時は湿気を吸ってくれ、
乾燥しているときは湿気を吐き出してくれて部屋の中の
湿度を少しずつ調整してくれています。
その過程で伸びたり縮んだりしているのです。
もし、ちゃんと乾燥していない木を使ったら、
木はどんどん乾燥してしまいます。
ということは、どんどん縮んでしまうし、
反ってしまうということです。
ですから、木を使う時は木がちゃんと基準値まで乾燥しているか
どうかがとても重要になります。
きちんと乾燥さえしていれば、目に見えるほど大きく伸縮する
事はありません。
また、木の性質を良く理解したうえで施工することも
とても大切です。
二葉の家では、自社の乾燥室で乾燥して、
含水率計(木の乾燥を計る機械)で、ちゃんと乾燥して
いるかを確認していますし、元々は材木商ですから
木の事も熟知しています。
ですから、自信をもってお客様にお使い頂いております。
木は生きているからこそ、柔らかな温もりを
感じさせてくれるのだと思います。