お客様係りの山口です。
茨城パッシブハウスの完成見学会へ社長と行って参りました。
ドイツパッシブハウス研究所による認定の国内第二号となります。
パッシブハウスの家の考え方として、
断熱気密、蓄熱、日射取得や通風といった、パッシブな手法による躯体性能の向上によって
シンプルな設備で省エネ且つ快適な温熱環境を達成する。と言っています。
確かに、躯体の性能を充分に高めていました。
例えば、外柱は240mm×120㎜を使用しているので、240mm分の断熱材が入っています。
ドイツと同じくらい壁厚がありました。
気になる冷暖房ですが、
第一種換気方式に市販のヒートポンプのエネルギーを伝え
更に排熱からエネルギーを91%回収する熱交換等技術を利用しているそうです。
それ、一台だけで全館とうか、家丸ごと冷暖房するそうです。
今日は、日中、外は5度くらいだったようです。
大勢の人がいたせいかもしれませんが、室内は19.5度くらいで、湿度30%でした。
人により快適温度は異なりますので一概には言えませんが、
薄着をせず、冬の普通の身なりなら生活にそれほど支障は無いと感じました。
また、本日は、茨城パッシブハウスの協力をなさった
一般社団法人パッシブハウスジャパン代表の森みわ氏のセミナーもありました。
後ろの席だったのでプロジェクターの文字が見えにくかったのが残念ですが、
(もっと早く行って、前に座ればよかったと反省しています。)
とても参考になりました。
なんと言っても一番の課題は、コストかなあ。。。とも感じました。
手法は色々あると思いますが、
このようなパッシブハウスがより手の届きやすいコストで
ご提案できるようになりたいと思いました。