
新年、おめでとうございます。 皆様、お健やかに新年をお迎えのことと存じます。
『一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり』と言われます。
新年を迎えて新たな気持ちを大切にしたいものです。
(1日の計画は早朝のうちに立て、1年の目標や計画は元旦に立てるのが良い。
物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画や準備が大切である。
物事は最初が肝心。というたとえです。)
新年の目標を定めても、なかなか達成できていないことが多い自分です。
今年は、より具体的に、明確に計画を立てることにしました。
具体的にすることで、達成できる確率がかなり上がるそうです。
「今年こそ痩せる!ではなく、毎日、自転車に乗る。」
「ストレスを減らす!ではなく朝10分間の瞑想をする。」などです。
毎日の小さなクセを習慣にすることで、目標を達成できる確率が大きく変わるそうです。
さて、昨年暮に平成27年度補正予算案、平成28年度予算案が出ましたが、国は、住宅の省エネ化を促進しています。
東日本大震災や国際情勢のエネルギー価格の不安定化等の観点からも住宅のエネルギー自給(自立)の必要性がある。
また、節電協力要請に対応する中で日本人の律儀さと、今までの習慣から『我慢の省エネ』を行い体調を崩す恐れがあったことを踏まえ、単に省エネをするではなく、健康状態への配慮の重要性も認識された。
このような背景から、外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、
高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ
大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、
年間の一次エネルギー(石炭や石油、天然ガス、水力など、自然にあるままの形状で得られるエネルギー)
消費量の収支が正味(ネット)でゼロまたは概ねゼロとなる
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に注目しています。
具体的には2020年までに新築戸建住宅の過半数、2030年までに全棟の実現を目指す。」とする政策目標を設定しています。
平成24年からZEHの補助金が始まったのですが、弊社でも3棟の補助金申請をさせていただきました。
現段階で、 ZEH普及の課題として次のようなことが挙げられ、目標を明確化し取り組んでいるところです。
*ZEHの定義の明確化。
各会社がそれぞれ検討しZEHの普及に取り組んでいるが統一的な定義・評価方法が必要。
*ZEHの認知度向上。
お施主様にZEHの存在や便益を認知、理解してもらう。 広報とブランド化。
*ZEH化のための追加コスト負担の軽減。
*高性能化/低コスト化のための技術開発と標準仕様化。
*建築補助の平等化。タイミングによりもらえない。
*ZEHの設計・施工ノウハウを共有し技術者の育成 等等
ZEH普及に向けたロードマップ
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2016年、家づくり、これから大きく変わっていくと思います。
いえ、建て主さんの為にも変わらなければならないと思います。
最後になりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。