エネルギー

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投稿日: 2011/10/12 | 更新日: 2017/12/04

秋の気配を感じます。

今年もあと3ヶ月を切りました。本当に時の経つのが速く感じるようになりました。

時の経つのが速く感じるのは、歳を重ねて新しい情報が少なくなるからだと聞いた事があります。

世の中をより知ると、脳に書き込まれる新しい情報も減り、時間がより早く過ぎているように感じるのだそうです。

子供の頃の夏休みは永遠に続くかのように感じていたのに、

大人になると、ぼんやりしているうちに、あっという間に時が過ぎるというのは、これが原因かもしれません。

時が速く過ぎるのは、歳のせいではなく、なじみのある情報が増えるからであり、

時の流れをもっとゆっくり感じたいなら、新しい情報により多く触れると良いですね。と書いてありました。

そうだな。と思う反面、情報の多さ、進みの速さに戸惑い、

どれを優先させて良いのか。どれを選ぶか迷う事も多々あります。

その中で最近感じるのは、住宅事情とエネルギー問題です。

仕事柄やはり一番気になります。

9月に野田内閣が発足し、国土交通相に≪前田武志氏≫が抜擢されたのには本当に驚きでした。

というのも、私が参加している勉強会に度々いらして下さったり、

一緒に学んでいる仲間が前田議員と意見交換会を以前からしていたからです。

また、昨年私はドイツへ行き、ドイツの住宅事情、森を守り育てる事などを垣間見てきました。

その時、ドイツ在住の環境ジャーナリストである≪村上敦氏≫に現地を案内してもらいました。

その村上氏が再生可能エネルギー普及、低燃費住宅の普及に関する政策提言を与党議員会館でしました。

現在、≪二葉の家≫でも取り組んでいる≪低燃費住宅≫が

日本の新築住宅の理想の未来も出るとして取り上げられたりしています。

前田氏の発言は我々が広めようとしている家づくりの事を代表して語ってくれているようにも感じます。

やっと日本も住宅先進国を目指し、実行しようとしていると感じます。

それは、本当に喜ばしい事です。

しかし、スピードが速く感じます。

昨年、≪日々の暮らし~住宅 ・建築物~ロードマップ≫がすでに政府より発表されていましたが、

その内容がかなり前倒しとなりそうです。

新築のみならず、既存住宅への要求も含まれてきます。

ですから、私たち工務店が、また、家づくりに携わる皆が、もっともっと学び一時的な利益に捕らわれず、

本当にお施主様の事を考えてご提案し、理解して頂く努力をしていかなければいけないと思います。

それは、日本全体の事を考える事に繋がり、世界的なレベルで考える事に繋がるのです。

そうです。そして、私たちが今直面しているエネルギー問題にも繋がるのです。

年配の方で、” 自分はそんなに先がないから、そんな家は要らない。”とお考えの方もいるかもしれません。

(私自身も充分に年配です。)

しかし、今までのような20年、30年で寿命がきてしまう家では、産業廃棄物になりゴミになってしまい、

子孫に負担をかける事にもなりかねません。

ゴミではなく、資産として残してあげたいものです。

私たちは、次の時代へ繋がるものをご提供していきたいと思っております。

野田総理ではありませんが、相田みつをの詩に≪自分の番 いのちのバトン≫があります。

丁度、20年前に出会いました。私の好きな詩です。

次の時代へ繋げませんか? 

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