日本の現状

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投稿日: 2017/10/12 | 更新日: 2020/11/29

朝晩、めっきり涼しくなってまいりました。 と思いきや昼間は暑かったりと、体調管理がとても難しくなってきました。

天候不順、異常気象、と言われて久しいですが、何を基準にしてよいのか、いつを基準にしてよいのか、わからない状態で毎年のように災害も起こっています。

H29.1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12カレンダー 裏面

確かに異常な状態です。

この原因の一つが地球温暖化と言われています。

先日、≪脱CO2欧米に後れ≫との記事を目にしました。

記事によると、地球温暖化対策を評価する複数の指標で、日本は数値の悪化が止まらない。

太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及や産業構造の転換が遅れているからだ。

優れた省エネ技術や公害対策などで 『環境先進国』 といわれた日本の自画像は大きく揺らいでいる。とありました。

右のグラフでもわかるように、発電1kw時あたりCO2排出量が1990年より2014年が増えているのは、なんと6か国の中では日本だけです。

このような背景もあり、住宅業界もZEH(ゼッチ)ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスへの動きが少しずつではありますが見えてきました。

家を建てる時のエネルギー(部材を作る時のエネルギー)、そして住んでからのエネルギー、建替えのエネルギー(壊して廃棄物にした時のエネルギー)も考えていかなければなりません。

家は、お子様、お孫様へと長いスパンでお考えいただきたいと思います。これからの家づくりは、ZEH(ゼッチ)を視野に入れていただきたいです。

しかし、それ以上に大切なのが丈夫な家。 耐久性のある家。 だと思います。 何度も言います。 なぜなら、家は家族を守るものだからです。

先日、他社の基礎工事を見る機会がありました。 専門的な話になりますが、べた基礎の場合、人通口を作ります。

その際、斜筋を入れるのが基本ですが、それが入っていませんでした。 配筋のピッチも20センチくらいでした。

正直、今でもこんな基礎をしている業者がいるのかと思うと本当に残念でなりませんでした。お施主様は、完成する我が家を本当に楽しみにしていると思います。

しかし、多分、お施主様は、基礎工事を見ても、お分かりになる方は少ないと思います。

どうすべきなのか、どうなっているのが良いのか。わからないと思います。 我々工務店、そして、建築に携わる人たちは、もっと、頑張らなくてはならないのではないでしょうか。

私がご縁をいただいた方へ、しっかりとした家をご提供しなければいけないと強く思う体験でした。

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