

二葉の家の特徴としては、寝室の床と併設しているウォークインクローゼットの床には桐を使用しています。
桐材は、タンスや箱の中身を守るためだけでなく、様々な用途に使われています。
肌触りや体感温度を活かし、床材や壁材としての活用。防音効果を活かした音響施設への活用。さらに、吸湿性や保温性を活かした活用(特に住宅内装材)と多岐にわたっています。
下記に桐の特性をご紹介します。
・断熱性が高い
断熱効果で快適さと省エネを
保湿効果に優れ、一度保った温度を長時間維持できます。つまり、冷房を止めても涼しさが持続したり、暖房を止めても暖かさが持続したりしますので経済的です。
・湿気に強い
腐らず、カビなどが繁殖も少ない
桐は水分を吸収し難く桐板の表面から水が内部に浸透することがありません。結露などが少なく清潔な状態を維持します。
・通気性、吸湿性
一年中肌触りの良いベタつかない裸足の生活
梅雨時には調湿効果を発揮して室内の結露を押さえます。
衣類や大切なものの収納にも適しています。湿気の多い日本の風土に合っています。
・防虫効果
衣類やお米の収納に最適
茶や柿の実など植物に含まれているタンニンを多く含むため、防虫効果があり、桐の米びつが人気商品です。
・柔らかい
子供にもお年寄りにも優しい建材
柔軟性・弾力性があり、転んでもケガをしにくいので、子供や高齢者にとって優しい素材でもあります。
・復元力
キズやへこみを簡単に直せます
桐は驚くほどの復元力を持っており、ちょっとした傷なら水とアイロンで修復できます。
・軽い
桐は、比重が0.28~0.3と最も軽く、桐で作られた椅子やテーブルも軽くて移動しやすく、これからの生活素材として注目されています。
・燃えにくい
火事にあっても大切な書物や着物を守った桐タンス
桐の発火点は425度といわれ、精度の高い技術で創った桐タンスは気密性が良く、桐は燃え広がらずに炭火するので、万が一火事にあっても桐タンスのまわりが黒焦げで、中の着物は無事だったという事例が多く残っています。
・成長が早い
環境資源として
桐は15~20年で成木になるので、他の樹木より早く資源化することができます。桐を建材としておすすめしたい理由の一つです。
以上、桐の特性をご紹介いたしました。
二葉の家では、寝室の床に「桐」を使用しています。
宇都宮ギャラリーでも見学できますので、お気軽にご予約(TEL:0287-54-2828)ください。