
10月15日 日曜日 この日は、第二回目となる住まい塾を開催しました。
今回は「ライフプランと資金計画 編」ということで、ファイナンシャルプランナーの五十嵐 良太郎氏に、約4時間にわたり住まいに関わるお金のお話をしていただきました。
講習は、まず、一生涯には教育資金・老後の資金 という、大きな2つの支出があり、それに影響を及ぼさない範囲で住宅購入資金を捻出しなければ、家計は大変な事になるというお話から始まりました。
ローンを利用して家づくりをする人は、今後何にどれだけの支出があるのかも考えずに、今どれだけのお金を借りられるかで、予算を立てている方がほとんど。
でも、考えてみてください。何のための家づくりなのかを。大抵の人にとっては、子供を育て、歳をとり、豊かな一生を過ごすための家づくりのはず。そのために建築後の生活をみこした資金計画をしなければ意味がないのです。
それは、長期の家計シュミレーションをすること。今、建物にかけられるお金、今後に残さなければならないお金を明確にするということなのです。
普通の建築会社は、こんな話をすることはありません。なぜか・・・建築予算が減るからです。でも、本当に考えないといけないのは、今後の生活だという事を皆さんにはわかってもらいたい。という事で、五十嵐氏にお話していただきました。
その他、住まいに関する税金の話、ローンの賢い組み方など、半日では話しきれないほどの盛りだくさんの内容でした。参加者からも小さな疑問や具体的な質問がたくさん出て、実のある講習だったように思います。
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